ケガのマネジメント
TOTAPS システムに従い、プレーフィールド上で負傷したプレーヤーの状態を判定する。
手順 | 評価 | 対応 |
Talk(話しかける) | 「どうしたんですか。」「どこが痛いですか。」 | |
Observe(観察する) | 患部を観察し、もう片方の側と比べて異常がないかを調べる。(腫れているか、色が違うかなど) | 腫れたり、変形がみられたりしたら、応急処置の担当者を呼ぶ |
Touch(触れる) | 触れてみて腫れ、圧痛、痛みを調べる | 触ると痛いなら、応急処置の担当者を呼ぶ |
Active movement (能動的に動かす) | プレーヤーに患部を自分で動かすように言う。 | 動かせない、または、動かすと痛む場合、応急処置の担当者を呼び、フィールドから出す(体重をかけない) |
Passive movement (他動的に動かす) | プレーヤーが患部を自分で動かすことができる場合は、プレーヤー以外の人により慎重に正常な動きができるかを調べる。 | それができない、または、痛む場合、プレーヤーをフィールドから出す(体重をかけない) |
Skill test (スキルテスト) | 能動的および他動的に動かしてみて痛みがない場合は、プレーヤーに立ち上がるように言い、下半身がしっかりと体重を支えられているか、歩くことができるかを調べる。歩くことができない場合は、フィールド外にプレーヤーを退出させること(下半身の障害により体重支持能力がない場合)。 | それができない場合、プレーヤーをフィールドから出す(体重をかけない) |